ふぅ。。。
今日は変な体験したなぁ。。。
なんだったんだろうか。
そんなことを思いながら、車通勤をしていた私は自宅へ向かっていた。
その時は実家暮らしで、冬の時期は、雪で道が滑りやすく、スピードも出せないため
片道1時間近くかけて通勤していた。
・・・・。
どうも後部座席が気になる。
一度気になりだすと、今日体験した記憶がよみがえる。
一体なんだったのか、あの通り抜けた影は一体。。
怖くなった私は高校時代の友人に電話をかけた。
警察官をやってる友人だ。
一緒に部活をやっていて、高校卒業後に警察官になっていた。
時間は夜の8時くらいだったと記憶してる。
頼む出てくれー--
ぷるるる・・・・はいはい。
!
久しぶり!何してんの元気?
おーひさびさー
他愛もない会話が始まる・・・・・はずだった。
なになに?デート中?(笑)
突然友人に聞かれる。
え?いや普通に仕事から帰るとこ。今日さ変なことあってさー
友人は変わらず変なことを聞いてくる。
またまたーw 彼女と一緒でしょ?いいなぁいる人はーw
いやいや、一人で帰宅中だよ。今日変な体験して一人で運転するの怖くて電話したのさ・・・。
時間は夜8時、冬のため窓ガラスは閉まってる、ラジオや音楽などはかけていない状態だった。
いや女の人と一緒にいるしょ?笑い声聞こえてるよ?
友人の言葉で、一瞬にして背筋が凍る、後ろは絶対に振り向けない。
これは不味いことが起きてることを瞬時に察知。
ごめん電話切るわ!また今度!
え?はーい?またね~。
(これは不味い、なにが不味いか分からないが不味い)
そう思った私は、兄に電話した。
兄は当時霊感が強く(今は見えないらしい)、俗にいう視える人だった。
出てくれ・・・
ぷるるるる・・・・はーい。
兄ちゃん兄ちゃん、俺俺。今日変なことがあってさ!
今日の出来事を簡単に説明した後、兄はこう切り出した。
すぐに寺へ行け。見てもらった方がいい。かなり不味い。
・・・ずっとお前の電話から女の笑い声が聞こえてる。
友人との会話は話していない。
あくまで今日の出来事を話しただけだった。
友人と兄の話が一致したとき、あっ本当にいるんだ幽霊ってと思ったときだった。
私には視えない何かが憑いているらしい。
ここから1週間の戦いが始まるのだった。
私は普通のサラリーマン。これは実体験を書いている。
また次回。